アディポネクチンとは?
シンプルに「アディポネクチンとは?」という質問に、明確に答えられる人はまだ少ない
アディポネクチンとは?何なのかを岡部正先生の著書、「奇跡のホルモンアディポネクチン」(講談社)の冒頭の文章がわかりやすいので抜粋して紹介いたします。
「アディポネクチンが見つかって、今まで夢物語と考えられていた、メタボリックシンドローム、生活習慣病(糖尿病、高血
圧、高脂血症、心筋梗塞、脳梗塞など)、さらにがんの予防と改善が確実にできる時代の幕が開きました。アディポネクチンは、最近、日本で発見された体の脂肪(脂肪細胞)から分泌されるホルモンです。日本医学会久々の快挙で、「ジャパニーズホルモン」と呼んでもいいでしょう。」
アディポネクチンは日本で発見された新しいホルモンということですが、一般的には、成分?の名前ではないかと勘違いされている場合も多いようです。弊社への問い合わせでも、アディポネクチンが入っているんですか?と言った質問がくることがあります。
また、ホルモンと言ってもピンと来ない方も多いと思いますが、メタボリックシンドローム、生活習慣病に関係しているものだという認識は徐々に広がってきているようです。さらに岡部先生は次のようにつなげています・・・。
「アディポネクチンは、血糖値を下げるインスリンの働きを助ける作用があり、糖尿病の予防と改善に役立ちます。血管を広げる作用により血圧を下げる効果もあります。また、脂肪の代謝を活性化し、中性脂肪を減らします。さらに、傷んだ血管を直接修復することにより動脈硬化を防いでくれます。このようないろいろな作業があることから、今話題のメタボリックシンドロームの予防と改善のカギを握るのもアディポネクチンと考えられています。」
このように書かれているのを見ると、興味がわいてきますよね。実際、ご自身のアディポネクチン値を知っている方もまだまだ多くないと思います。そういう私も、つい先日、初めてアディポネクチン値を計測しました。計測結果は8.0で、ほぼ男性の平均値でした。岡部先生のクリニックでも、私のようにアディポネクチン値が低くない人にはDSアディポを勧めてはいないようです。なので、私はDSさらさらのほうを飲んでいるんです。