「主治医が見つかる診療所」”血糖値コントロールでやせて美肌にSP”(2018年6月28日)で岡部クリニック岡部正院長が改善法を監修
「主治医が見つかる診療所」”血糖値コントロールでやせて美肌にスペシャル”(2018年6月28日)の放送内容
今回、岡部クリニック岡部正院長が出演された6月28日に放送された「主治医が見つかる診療所」”血糖値コントロールでやせて美肌にスペシャル”のテーマは「血糖値」。
血糖値をコントロールすることで、脳梗塞や心筋梗塞などの病気の予防や、血管や骨の若返りも期待できるという内容になっていました。
さらに、女性には嬉しい美肌効果やシミ・シワ予防、ダイエット効果にもつながるといいます。
そんな良い事尽くめの「血糖値コントロール」に関して、つらくない・簡単な方法も紹介。
血糖値の急上昇を防げ!老化の原因は糖化だった
このコーナーは、久留米大学 医学部教授の山岸昌一(やまぎし しょういち)医師が担当し、血糖値の基礎知識について説明がありました。
血糖値とは
・血液中の糖分(ブドウ糖)の濃さを表したもの
糖化とは
・老化の原因の一つと考えられている
糖化年齢とは
体の中でどれくらい、糖化が進んでいるかを年齢で表したもので
糖化年齢が高ければ老化が進んでいると考えられる。専用の医療機器があればどの病院でも簡単に測定できる。
・血糖値をコントロールすれば、老化の原因「糖化」を予防でき美肌効果、シミ・シワ・肥満予防が期待できるというものでした。
血糖値が急上昇しない食事法「外食編」
このコーナーでは、ざ・タッチが体を張って調査していました。担当は、翼ハロー歯科・内科診療所・なごみクリニック 院長で内科医の亀川寛大(かめかわ かんだい)医師。ご自身でも血糖値を下げながらダイエットした経験と、その後も、色々なが外食をしながら、血糖値の数値を比較してきた実績から血糖値が急上昇しない食事を見つけているとのことでした。さらにはインターネットでもその情報を公開しているようです。
亀川医師流の血糖値を急上昇させないポイントをまとめでみましょう。
1.ラーメンにはチャーシューや野菜を追加すること、トッピングなしより血糖値は急上昇しにくい。意外にチャーシューの脂質、たんぱく質と一緒に食べることで、糖質の分解を抑えてくれる。
2.食事と一緒に牛乳やアーモンドミルクなどを飲むこと。牛乳の脂肪分、アーモンドの食物繊維が糖質の吸収をゆるやかにしてくれる。
3.パスタにはチーズを追加すること。チーズの脂質がパスタの糖分の吸収をゆるやかにする。
4.しょうゆラーメンよりもとんこつラーメンを選ぶこと。とんこつは、骨の髄から出た脂肪分がたっぷりで、その脂質が糖分の吸収をゆるやかにしてくれる。
・追加トッピングした場合は、その分、麺を減らして トータルのカロリーを決して増やさないことなど、トータルのカロリーは抑える必要はあるようですが、意外な食事が紹介されました。
他にも、白いご飯より、玄米、雑穀米。白いパンより黒パン。うどんより十割そばが良いとのこと。皮に含まれるポリフェノールが血糖値の急上昇を抑制する。
超カンタン!1日1分でOK 、かかと落としで血糖値をダウン
このコーナーは、福岡歯科大学 客員教授で歯学博士の平田雅人(ひらた まさと)氏が担当し、骨(こつ)ホルモン「オステオカルシン」についての説明がありました。
歯科医と血糖値が結びつかないところの説明もありました。歯は、骨と密接に結びついているので、骨の研究も歯科医師にとっては重要だそうです。
さて、では具体的にはどうすれば良いのか?
かかと落としにより骨に衝撃が伝わりと、骨ホルモンが大量に血液に放出される。
普段は骨の材料として使われるが、血液の中に出るとすい臓に働きかけ、インスリンの分泌を促し血糖値を下げるというもの。
かかと落としのやり方とは
1.姿勢を、正しくして つま先立ちになる
2.体重を、かかとに伝えるように真っすぐ落とす
頻度、回数は、1日に30回程度で、時間は1分ほどでOKとのことです。
ただし、以下の注意点があります
*膝(ひざ)や腰・首などに持病のある方は掛かり付けの医師に相談の上で行って下さい
*ハイヒールなど、かかとの高い靴で行うのは避けて下さい
かかと落としでドシンではなくても、歩く時にかかとから降ろすようにしたり、階段を降りるときに、かかとから降りるなどの工夫でも効果はあるようです。
血糖値を下げるスーパー食材は、大豆もやし
このコーナーの担当は、そしがや大蔵クリニック の院長であり、内科・リウマチ科の中山久德(なかやま ひさのり)医師、血糖値を下げる白いスーパー食材、大豆もやしについて説明がありました。
・大豆もやしは、食物繊維・タンパク質を同時に摂ることができ、さらにインスリンの分泌を助ける「アスパラギン酸」が豊富に含まれていることで、血糖値を下げる可能性がある。
・大豆もやしのお勧め料理
1、クラムチャウダー
・ジャガイモの代わりに大豆もやしを使う
2、なんちゃってドリア
・ご飯の代わりに大豆もやしを使う
3、炊き込みごはん
・大豆もやしと、炒めた挽肉をご飯と一緒に炊く
岡部クリニック院長岡部正医師監修! 10日間血糖値改善プロジェクト
そして、今回、一番勝活躍したのは、岡部クリニック院長の岡部正医師でした。
このコーナーでは、以前、この番組で、糖尿病と診断された元巨人の元木大介氏が、岡部先生の指導の元、食事療法などにいどみ、血糖値など糖尿病に関わる数値を改善できるかどうかというところが見どころでした。
・岡部正医師お勧めの、血糖値改善法
1、ご飯は1回100g以下にして たまごかけご飯にする
2、食後にウォーキングを7~8分
3、もやし料理を取り入れる
4、1日30回のかかと落としドシン
5、毎食大さじ1杯のお酢を何かに使って食べる
*胃腸の弱い方は量を減らしてください
6、1日1回納豆やおくらなどのネバネバ食品を食べる
元木大介さんが岡部先生の監修の元、10日間改善法を続けた結果は、体重も減らすことができ、食後血糖値は、実施前の184mg/dlから、実施後145mg/dlに改善。過去2か月の平均値がわかるHbA1c(ヘモグロビンA1c)の数値は、実施前8.3%、実施後7.9%に改善。HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、8%以上は非常に悪い糖尿病と診断されるそうなので、まだ改善したとはいえ、基準値内にはなっていないので、今後も継続して改善していくことが必要なようです。
わずか10日間での改善プロジェクトでしたので、数字の改善も大幅なものではありませんでしたが、岡部先生からのコメントとしては、
岡部先生からは、この調子で改善していけば、数値は通常範囲に戻ることも可能ですとの言葉でした。
テレビ東京「主治医が見つかる診療所」公式ホームページ
岡部クリニック公式ホームページ
岡部クリニック岡部正院長監修のEPAサプリは”DSさらさら”。
DSさらさらには、青魚の魚油から抽出したEPAが1日分相当で1,041mg含有されています。他のサプリとは成分量が違います。
血糖値が気になる方は、ぜひご検討ください。