アディポネクチンは太ると減る
アディポネクチンは太ると減る
アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるので、脂肪細胞が大きい人、つまりは太っている人の方がアディポネクチンの分泌量が多くなるのでしょうか?
実際は、その逆で太るとアディポネクチンは減ると指摘しているのが岡部クリニックの岡部正院長です。
アディポネクチンが分泌される脂肪細胞は、本来ならイクラのようなきれいな丸い形をしていて、一粒一粒に脂肪分が蓄えられています。食べ過ぎると脂肪細胞がパンパンに膨れて、形がいびつになり、ちょうど痛いところが腫れるのと同じように、細胞に炎症が生じます。こうなると、脂肪細胞からは悪玉物質が分泌されるようになり、アディポネクチンの分泌は減ってしまうのです(図1 )。
図1
脂肪細胞はサイズが適度であれば、血管を若く保つ善玉ホルモンであるアディポネクチンを分泌してくれますが、脂肪細胞が肥大すると、逆にアディポネクチンの分泌量が激減し、その代わりに、血管の炎症を引き起こす悪玉ホルモンがたくさん分泌されるようになってしまうようです。
実を言うと、その逆も言えるのでアディポネクチン値は、中性脂肪を燃やす効果があるとも言われているので、アディポネクチン値を高めると中性脂肪が燃え、体重が減るではないかとも言われています。
アディポネクチン値を高めるには、適度な運動、アディポネクチンを高める食品を食べることなども効果がありますが、アディポネクチンを増やす成分のシークワーサー、亜麻仁油、大豆などを入れたサプリメント、DSアディポをおススメします。